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第17回日本山岳耐久レース長谷川恒夫カップ (2009/10/11-12)

第17回日本山岳耐久レース(長谷川恒夫カップ)
20091011-0.jpg

日程:2009/10/11-12
所要時間:13時間44分11秒

装備
ザック:グレゴリーリアクター
シューズ:モントレイルハードロックミッド
ウエア:TNFジップアップs/s、ハーフパンツ(ジャージ)、SKINSパワーアーム、SKINSパワーソックス
予備ウエア:TNFジップアップl/s、TNFスワローテールジャケット、手袋
水分:麦茶2000ml、お茶500ml
食料:パワーバージェル14個、ベスパプロ3個、蒸しパン1個、アーモンドチョコレート1箱
その他装備:Garmin Forerunner 310XT、現金

ルート詳細

0:0:0 (13:00) スタート
| (3:40)
3:40:25 (16:40) 浅間峠(第一関門、男子総合368位)
| (3:59)
7:39:17 (20:39) 月夜見第2駐車場(第二関門、男子総合364位)
| (3:57)
11:36:16 (翌0:36) 観音平(第三関門、男子総合387位)
| (2:08)
13:44:11 (翌2:44) ゴール(男子総合405位)

今年のメインレースと言うことで第17回日本山岳耐久レース長谷川恒夫カップ24時間以内に出走してきました。

前の晩には装備の準備をしていたのですが、当日実際に荷物を詰めてみて、ルーファスはちょっと小さいかもと言うことで直前になってリアクターに変更です(汗)。また、コンティネンタルデバイドGTXと思っていたのですが、矢張り足首に不安が残るので、ハードロックミッドにしました。

20091011-1.jpg

あれこれ悩んだ為結局7時杉に家を出て、武蔵五日市に着いたのは10時杉でした。乗り継ぎの時間が良くなかったのですが、その分途中で便所に寄ったりでちょうど良かったです。

20091011-2.jpg

早速会場に歩いていって、受付を済ませます。

14時間以内が目標でしたが、もしかして12時間切れるのではと当初無謀な夢を抱いていました。山地図のコース時間から推定した所要時間はスタートから第一関門、第二関門、第三関門、ゴールまでで、それぞれ4時間-4時間-3時間-2時間です。これでトータル13時間ですから調子が良ければ12時間台、後半失速しても何とか14時間以内が目論見です。

20091011-3.jpg

13時ちょうどにスタートです。最初ちょっと混み合いますがじきにこなれてきます。最初は滲み出るアドレナリンを抑えきれなくてがんがん行ってしまいます。これでは最後まで持たないと、登りは抑え気味に登りました。

第一関門である浅間峠は16時39分(区間3時間39分)でした。オー結構良い鴨。でもちょっとトバしすぎたかなあ。。

西原峠までは何とかがんばりましたが、この辺りでシャリバテ気味となります。ジェルをフラスコに入れていたのですが、出が悪くて上手く摂れません。一応1時間でパワージェル1個目安でしたが、ちょっと間が空いたり上手く摂れなかったりで、エネルギー不足気味です。それでもこの辺は未だ登りも走れるところは走っていました。

西原峠を超えいよいよ三頭山への登りですが、ここに来て遂にパワーダウンしてきました。三頭山への登りも、脚に来ていると言うよりはパワーが出なくて必死の思いで登っていました。いつもなら何ともない標高差400mの登りなのですが、既に30km走ってきた事もあって堪えました。

やっと登ったと思ったところは違って、もう一度登り返して19時45分(6時間45分)三頭山でした。最後の登りはきつかった。三頭山がレースのコース上最高地点なので、ここからは下り基調となるのですが、これでは後半の御前山の登りが大丈夫かなあ。

20091011-4.jpg

ここまで余り行動食を採れていなかったので、兎に角エネルギー補給を試用と言うことで山頂のベンチに腰を下ろして蒸しパンを頬張ります。しかし日の暮れた三頭山は一気に冷え込んでいたのか、水を飲んだのが悪かったのか、身体がめちゃくちゃ冷えてしまってぶるぶる震えだしてしまいました。

まずい。。

凍死しそうな寒さです。

慌てて震えながら長袖のジップアップを重ね着して走り出しました。走り出しても暫くはガタガタと身体の震えが収まりません。手の先も袖の中に入れて、腕を組んで寒さを凌ぎます。走っていれば必ず身体が温まってくる。そう信じて走るしかありませんでした。冷えた身体は脚が固まってしまって下りはきつかった。コースは間もなく登りになり、やっと身体も温まってきました(やれやれ、助かった)。

しかしここから下りのペースががっつり落ちてしまいました。

もう駄目かも。。

一番弱気な区間でした。夜の冷え込みの中、寒くなったらおしまいです。リタイアの文字が頭をグルグル巡りますが、ここで走るのを止めたら寒さの為凍え死にそうです。寒さから逃れるのに高度を下げる為にも、何としても第二関門までは行くしかありません。

第二関門である月夜見第2駐車場は20時39分(区間3時間59分)でした。

20091011-5.jpg

この区間は約4時間と何とか予定ペースで走っていますが、シャリバテとなってやっとのタイムなので、ここからがんばれるか不安です。ここで少し休んで栄養補給もしっかりしておきたかったのですが、休んでいると身体が冷えそうだったので、パワージェルだけ飲み込んで冷える前に兎に角出発です。

リタイアポイントを一つパスしてしまったなあ。リタイアするなら戻るかだけど、御前山を越えれば大ダワがある。御前山までは予定では1時間、大ダワはそこから下って直ぐの筈、兎に角大ダワまで行こう。そう思って走ります。

ここから後半の山場である御前山の登りがあるのですが、暫くはなだらかなコースが続きます。しかしここですっかりハンガーノック状態になって平らな部分も走れなくなってきました。何とかカロリーを補給しなければ。蒸しパンの残りを食べようとしますが、既にジェル以外は身体が受け付けず、噛んでも噛んでも喉を通らなくなりました。更に気持ち悪くなってきます。それでもポカリスエットと一緒に何とか流し込みました。

何とか蒸しパンを食べ、復活を信じて御前山の登りにかかります。ここは標高差約400mで最後の大きな登りで、パワージェルも1個摂って登りに備えます。何とかゆっくりペースで登りますが、ゆっくりな分身体も余り温まりません。御前山が確か標高1400mくらいなので、登るにつれてまた寒くなってくるかもしれません。ここで念のためウインドブレーカーを着込んで寒さを凌ぐことにしました。

御前山の手前で奥多摩湖からのコースの分岐部分に辿り着き、ここから御岳山までは先週試走したコースです。コースの様子が分かっているので、ここからは安心感がありました。御前山を越えれば次の大岳山は標高1200mくらいなので、何とかがんばれるはずです。御岳山を超えれば、後は下るだけなんだけどがんばれるかなあ。

あれこれ考えながら何とか御前山を越え大ダワへと下りますが、元気一杯ならこの下りの部分は40分程度の所、1時間近くかかってしまいました。

大ダワに出たところで、車道に座り込んで考えます。ここが最後のリタイアポイントです。ここを進んでしまえばこの先はもうゴールまで這いつくばってでも行くしかありません。ここから次の水場までこの状態なら2時間近くかかってしまうかもしれません。水が足りなかったらリタイアしよう、そんなマイナス思考ばっかりだったのですが、水の量を確認すると、1リッター弱あります。

これなら、何とかなるかも。大岳山を越えよう。この先はリタイアに適したポイントはないので、完走までがんばろうと決意した瞬間でした。

そうと決まれば身体が冷えないうちに出発です。大岳山が確か標高で1200mでその後はドンドン高度が下がるはず。高度が下がれば寒さも和らいでくるはず。そう信じて先に進みました。

また暫くなだらかな部分が続くのですが、シャリバテの為歩いたり走ったり状態です。ちょっとした登りさえも歩きになってしまいました。大岳山への登りにさしかかったところでパワージェルを摂って登りに備えます。

何とか大岳山に辿り着き、水も大丈夫そうです。大岳山からの下りは鎖場の危険地帯となるので慎重に岩場を下っていきました。もう下りの脚が残っていなかったのでゆっくりにならざるを得なかったのですが。

何とか第三関門手前の水場に辿り着き、水を1リッター補給しました。更に横のベンチに座ってパワージェルを摂って最後の下りに備えます。

第三関門通過は0時36分(区間3時間57分)でした。この区間は3時間を目標にしていましたが、約4時間かかっていました。

下りの脚が残っていなかったので長大な金比羅尾根を駆け下りる自信がありません。うーん、これは14時間が微妙かもしれないなあ。でももう完走の為にも行くしかありません。14時間切れなくてもやむなしと弱気になりながら、ここは休憩も取らずに先に進みました。

御岳山の土産物屋さんを抜け日の出山へと向かいます。走っている最中は写真も余り撮らなかったなあ。日の出山からの夜景はすばらしいらしいから、ここはゆっくり休もう。途中にもちらっと東京の夜景が見えるところがあったので、きっと日の出山からの眺めは素晴らしいに違いない。綺麗な夜景を是非見てみたい、そんなことを考えながら走っていました。

日の出山への最後の階段を上りきるとすばらしい東京の夜景が待っていました。標高も大分下げたのでそんなには寒くないはず、もう急ぐまい、ここで休憩だ。そう思って、東屋の横に座り込んでパワージェルと折角だからベスパを摂って休憩としました。

20091011-6.jpg

1時5分頃だったでしょうか、残りの距離と時間を考えます。14時間を切る為には残り11.5kmを1時間50分で下らなければなりません。14時間切りが駄目でもやむなしかなあ、でももしかしたらギリギリかも、兎に角急ごう。そう思ってスタートしました。ここからいきなり激階段が待っていて、疲弊した脚には厳しかった。階段が終わりなだらかな下りになるのですが、ペースがなかなか上がりません。心が折れて歩きたかったのですが、もう早く終わらせたい、その一心で走りました。残りの距離を考えるとキロ8分ペースで走って時速約7kmだから、、とか色々考えながら先に進みます。

310XTでみて、残り10km、9km、8kmと残りが減っていく事だけが楽しみでした。確か2時過ぎだったでしょうか、残り7kmでペースが8:00/kmだったので、めちゃくちゃ微妙だなあと思いながら走っていると、残り5kmの看板が突然現れました。

マジ?

確か、20kmの看板はちょっと本当?って感じだったので、にわかには信じられませんでした。しかし、もし本当ならこれは14時間が切れるかも♪

何だか、一筋の光明が見えてきた思いでした。

間もなく橋が見えてきます。確か、橋が見えたら残りあと僅かとあったはずです。残り僅かも人それぞれだからなあ、と思いながら進むと、武蔵五日市駅まで3.5kmとありました。ゴールから武蔵五日市駅までが確か1kmくらいあったと思うから、残り2.5kmです。

ここで漸く14時間切りを確信できました。

未だ街の明かりが眼下、遙か下の方に見えますが、間もなく土の道からセメント道へとなりました。斜度も急で脚に堪えてペースももう上がりません。ゆっくりでも黙々と走るしかありません。

街に出てもうすぐだと思った頃、角を曲がると突然ゴールが現れました。

ゴール!!!

目標の14時間を切る13時間44分でゴールできました。

20091011-7.jpg

完走証と完走Tシャツを貰って、豚汁で暖を取りました。しげしげと完走証を眺めて感無量でした。




そういえば、ランネットで申し込んだトレーナーが欠品だとかで受け取っていなかったので、受付っぽいところに座っていたおばさんに聞くと、返金ねと言うことで直ぐ対応してもらえました。やれやれ、これがずっと頭に引っかかっていたもので。

序でに温泉みたいなのはあるのか訊ねると、直ぐそこから随時バスが出ていて間もなく来るだろうとのことでした。急いで荷物の所に戻って温泉セットを準備して、戻ってみるとちょうどシャトルバスが来たところでした。ラッキー♪

光明山荘1000円のお風呂はちょっと狭かったですが、この時間に選手の為にお風呂をやっててくれたのには本当に助かりました。風呂から上がったらもう4時です。取り敢えずビールを飲って一息つくと、身体が冷えてきました(汗)。

20091011-8.jpg

寒い。

折角身体を温めたのにビールで冷やしてしまったか。。確か仮眠場所も用意してくれていたはずと階下に降りていくとありました。毛布にくるまってもゴールの興奮が残っていて眠れるかなあとか思っていましたが、間もなく落ちていたようでした。

3時間くらい仮眠できたのかな、7時頃に目が覚めたので光明山荘を後にして会場へと戻りました。ゴールではひっきりなしに選手達がゴールしてきます。みんながんばったんだなあ。僕も拍手で選手達を迎えました。

9時から表彰式があったので、それを少し見てから帰路に就きました。

メモ

・寒かった。当日の天候と体調によって防寒対策は細心の注意を払うように。
・寒さ対策で、荷を下ろす休憩は標高の低いところでとるように。
・ジェルはフラスコではなく、そのままポケットに入れるのが吉
・ジェルのポケットへの移動は、ライト装着時と第二関門の給水時が良いか。
・光明山荘のお風呂1000円は深夜からシャトルバスで送迎してくれて感謝感謝。
・13時間を切る為にはさらなる脚の堅牢化と、こまめな栄養補給。
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プロフィール

わせさん(元わっちゃん)

Author:わせさん(元わっちゃん)
旅と山登り、ランニング、トレラン、ワイン、スイーツが大好きマイラー(SFC&JGC)
山登りはピークハンターでありフラワーハンターです♪
マラソン、トレランレースは最近は長いのしか参加してないです。

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